◆紙にゃんこの秘密◆
◆心を持った紙のネコのお話◆
私はこの絵に潜むただの紙のネコ、、、
あぁ、外が賑やかだなぁ~。
今日はハロウィンイベントがあるんだ。
いいなぁ、私もこのスクリーンから飛び出て、
ハロウィンの街並みを楽しんでみたいなぁ~
でも、無理だよね。紙だもん私、、、
一生このまま終えちゃうのかな。
すると、何やら外から声がっ!
ひーひっひっ
ここは私の家だよ。
なんだい、めずらしく心を持った紙にあえるとは。
お前さんは人間になりたいのかい!?
そこに現れたのは大きな帽子をかぶった魔女。
紙のネコはこう答えた。
このハロウィンっていうイベントを一生に1度だけ
体験してみたいんです‼️
魔女は静かにこう答えた。
そうかい、じゃあ今日だけお前に特別な魔法をかけてやろう。
いいかい?このイベント中はお前さんがこの紙ネコっていうことは誰にも知られてはいけないよっ。
秘密がバレるとお前さん自身と記憶、そしてこのスポットまで消えてしまうよ。
勿論、隣にいる相棒の紙のネコも。。
お前さんは何の種族になりたいんだい?
私は脚長の魚子になりたいんです‼️
出来ればお団子頭‼️
イケディをメロメロにしたいんです‼️
みんなにバレないようにがんばります。
紙のネコは意気揚々とこたえる。
私も本当は魚子になりたかった、、、
魔女は本音を漏らしながら、
紙のネコになにやら怪しい術をかける…
魔法がかかったよ、
さぁ、目をおあけ。
紙のネコは恐る恐る目を開いてみる。
わぁ✨
私魚子になってる‼️
魔女様ありがとう‼️
これでハロウィンが楽しめます💗
こうして黒にゃんこは、心を弾ませながらハロウィンナイト会場へ紛れ込んでいきました。
いろんなスポットで楽しんだ黒にゃんこ。
お客様とも沢山写真を撮ったそうです。
ハロウィンナイトを楽しんでいる黒にゃんこに
魔女からの囁きが。。。
さぁ、もう終わりだよ。
約束どうり、魔女のかけた魔法がとける瞬間。
黒にゃんこは魔女へ感謝の一言を。
『ありがとう』
そして黒にゃんこはもとのスクリーンの紙のネコに戻りましたとさ。
フォトスポットで待ち構えているネコは、ハロウィンの楽しい記憶を持ったまま、スタジオに来てくれるあなたを待っているかもしれませんよ☺️💗
◆お終い◆
❤️黒猫ドレアのレシピを添えて💗
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